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TAKURO 2006秋 〜 ミノルホド コウベヲタレル イナホカナ 〜
-Dec.07,2006 グランキューブ大阪(ツアー最終日)


- 全体の様子 -
◎2002年NHKスタジオライブから5年、ツアーとしては2003年「豊かなる一日」から4年続いた
アレンジャー瀬尾一三とビッグバンドによる大規模編成ツアーの最終日

- ロビーの様子 -
◎最終日なのでツアーグッズ写真展示用の大型タペストリーを販売
シルクスクリーン素材(H2400mm×W1500mm)
ツアーポスター柄:\60,000(×1枚)、ツアーグッズラインナップ柄:\30,000(×2枚)

- ステージの様子 -
◎旧式の大型のPAがステージ脇に5段×4列(?)積まれる
◎東京公演などで使われる新式?の小型PAよりも音響の迫力があった気がする

- 会場の様子 -
◎客席が前後で互い違いに並んでおらず、前列の客の頭が真正面に見えてステージが見づらい


18:00 開場 (初日の大宮も雨、最終日の大阪も冷たい雨が降っている)

(場内ではウエスタン風のBGMが流れる)

18:30 場内アナウンス
〜「みなさんこんにちは、吉田拓郎です。TAKURO 2006秋 〜ミノルホド コウベヲタレル イナホカナ〜へ、ようこそいらっしゃいました。みなさんも人生の秋を迎え、コウベを垂れておりますでしょうか。さて、例によってちょっとしたお願いを申し上げます。場内での飲食は出来ません。まだ、タバコが止められない方は、所定の場所で気兼ねなく吸ってください。携帯の電源は切ってください。それからライブの撮影・録音は禁止されております。ご協力、よろしくお願いします。只今ロビーにて、コンサートのオリジナルグッズ、CD、DVDなどの販売をしています。思い出作りのしたい人は、是非どうぞ。まもなく開演いたします。そろそろ席に着いて、ますます脂ののった、本マグロのようなライブをお待ち下さい。尚、本日のライブにはアンコールはありません。休憩なしで唄いまくります。最後まで自由な気持ちでお楽しみください」

(アナウンス中にTAKURO BANDメンバーがステージへ)

18:30 開演(アナウンス直後に拓郎がステージへ出てくる)

【 吉田拓郎&TAKURO BAND 】
(拓郎衣装は、黒シャツにストライプのベスト、ベージュのジーンズに黒の革ジャン) 
(Guitar:古川望、Guitar:土方隆行、Keyboard:佐藤準、Keyboard:エルトン永田、Bass:富倉安生、Drums:島村英二)

01.とんと御無沙汰 (write阿木耀子/song吉田拓郎.1995)

02.ペニーレインでバーボン (write&song吉田拓郎.1974)
→「つんぼ桟敷」⇒「蚊帳の外」、1階席オールスタンディング

MC 〜「どうも大阪のみなさんこんばんは吉田拓郎です(拍手)このツアーもついに最終日を迎えまして、夏は静岡で唄って、秋はツアーで唄って、1年ずっと唄ってましたがみなさんにとってはどんな1年でしたか?…って口から出任せばかりですけど(笑)台本も無いし」

「今日とりあえず決まっていることは、アンコールがない。みなさんにとっては得だ、って考えてるんですよ。こっちが着替えてる間に10分くらいただ立って拍手する必要もないしね。まぁこっちにとっては休憩ナシで立ちっぱなしですが。最後までごゆっくり(拍手)」

03.大阪行きは何番ホーム (write&song吉田拓郎.1984)

MC 〜「僕も…えー…僕も、って言うのやめようかな(笑)オラァとか?オイラってのが結構歌に出てくるんですが、今は使わないよねぇ」

「若い頃、20歳の広島から東京に出てきた頃のことを思い出すのはまだ出来るんですが、その前の鹿児島の10歳頃の記憶が思い出せないんです。淋しい、悲しい、そういうことが増えてきました。10歳ですが記憶がない。20歳頃はあるんですが。みなさんはもうすぐ何もかも分からなくなると思います(爆笑)」

04.消えていくもの (write&song吉田拓郎.2001)

05.ひらひら (write岡本おさみ/song吉田拓郎.1973)

(後奏で、拓郎ジャケットを脱ぐ、ハーモニカをつける)

MC 〜「えー静岡県で9月にコンサートをやったんですが、稀に見る大人たちの集まりで、壮絶な1日を過ごし、死者も出ず(笑)幸せに終わりましたがTVやNHKでも見た方がいると思いますが(拍手)」

「第2部が相撲に変わってしまって、あそこでかまやつひろしさんが出てきたんですが、頑張ったんですが、『かまやつガンバッタよ』(ムッシュかまやつの声真似)…今日は機嫌がいいですから色々出てくるんですが(爆笑)」

「色々感じたと思いますが、実は僕は大変だったんです。つま恋秘話、南こうせつストーリー(爆笑)なんこうぶし、とも読めるオジサンですが(笑)まず、なぜかぐや姫だったのか。それは、仕方がなかったから(爆笑)声も高くて、僕を拓ちゃんって呼ぶのも気に入らないし。もう今はヤケクソですが、これは(本番で)止めような、と(南こうせつに)言ってたことは、唄う前に歌詞を言うのは止めろ、と(笑)『♪あなた〜がいつか〜…ハイ探してくれた〜』(爆笑)岬めぐりとかね。あれは誰が始めたんだかね?」

「やたらと叫んだりあおったりするな!と。僕は当日淡々としたステージをしようとしていたのに。と、当日本番前に楽屋に居ると『トントン』とドアが。ノックの音も甲高い(爆笑)『拓ちゃん、いっぱい集まってるね!』『ところでつま恋の入口にノボリを立てたいんだけど』って。勝手に立てに行けよ!って。本番前なのに唄うこと考えてるんじゃないのか!って(笑)そうしたら本当にノボリ立てに行っちゃいましたけどね(爆笑)」

「コンサートが始まって、大して仲の良くなかった4人が集まって(爆笑)唄おうと思ったら(こうせつの真似で)『つま恋へようこそー!』って(笑)コノヤローって思いましたね(爆笑)それでステージの端へ行ったら今度は山田パンダが来てしまって。62にもなって年を誤魔化しやがって(笑)アイドルでもないのに去年になってやっとそれが分かって。しかもなんで山田パンダなんだ!って(爆笑)」

「一曲目が終わったら、南がまた…『行くぞー!』って叫んでステージを降りたんです(爆笑)残った俺はどうすんだ!…っていう南くんから始まったコンサート、後に第2弾をお届けします(拍手)」

06.ともだち (write&song吉田拓郎.1971)

07.生きていなけりゃ (write&song吉田拓郎.1995)

MC 〜「(女性から拓郎コール)はーい(別の女性から拓郎コール)はーい(また別の女性から拓郎コール)はーい…って全部には言えないよ(笑)それでつま恋をやるにあたって、体力づくりで3ヶ月前の早朝6時頃からウォーキングを。トレーニングウェアに着替えて近所を40〜50分歩いたんですが、犬を連れて散歩している人が多いんですよ。ワンコ連れ。犬だって迷惑なんじゃないの?人間の都合に合わせて。毎朝同じ犬に会って、飼い主が犬に『ほら、いつものオジサンよ』って。犬に『こんにちは、拓郎です』って(笑)飼い主が『毎朝ご精が出ますね』、って…精なんか出ないよ!(爆笑)」

「関節とか腰とかほっぺたの違和感を無くしたい、とサプリメントをTVとかで見てて。有名な登山家が出てきて『70いくつで次はエベレストだ!チョモランマだ!ゴマがいいんだ!』って(爆笑)ゴマが(笑)関節にはグルコサミン、肌はヒアルロン酸、目にはブルーベリー(爆笑)なんであれは通販だけなのかね。『こんなに痩せました!』とかTVでやってるの、僕信じちゃって毎朝70粒くらい飲んでたらお腹いっぱい(爆笑)」

「で、3ヶ月経って関節…痛いよ(爆笑)…飲んでも効かないよ(大爆笑)飲んでる人いるでしょう?病院行った方がイイかもねハハハ…(大爆笑)」

08.海を泳ぐ男 (write&song吉田拓郎.1992)

(後奏中にSEO BANDメンバーがステージに上がる)

【 吉田拓郎&SEO BAND 】
(Concert Master:瀬尾一三)
(Chorus:若子内悦郎、Chorus:宮下文一、Chorus:坪倉唯子、Chorus:藤原美穂)
(Trumpet:鈴木正則、Trumpet:佐久間勲、Trombone:清岡太郎、Saxophone:中村哲、Strings:伊能修グループ)

09.この指とまれ (write&song吉田拓郎.1981)
→1階席オールスタンディング

10.虹の魚 (write松本隆/song吉田拓郎.1979)
→1階席スタンディングのまま
→瀬尾一三とコーラス4人で、右へ左へジャンプしながらコブシを突き上げる振り付け

MC 〜「さて、つま恋の続き。まっさらな太陽のもとで照明も効かない中で、かまやつひろしさんが登場して。ビジュアルも変わらないのは驚異で驚きで(笑)僕からすると、お暑くありませんか?って(爆笑)『あ、大丈夫全然暑くない』(かまやつの声マネ)って保冷剤入れてるんじゃないですか(爆笑)…(かまやつの声マネで)『3曲唄うと死んじゃいそうだ』(爆笑)…って言ってないですよ。ここで言ったことは口外しないでくださいよ。もう千秋楽だから何でも喋っちゃう(笑)」

「夜になったら照明がきれいで。ずっと見ていたいくらいに。そんな中で出てきたんですよ、中島みゆきさんが(拍手)昔、北海道に行った時、ラジオのオーディションに来ていて。かわいい足がミニスカートから出ていて。『ナカジマミユキです…』(声マネがうまくいかない)『中島みゆきです…』『歳はいくつなの?』『17〜8です』(爆笑)『随分幅があるねぇ』(笑)『どんな歌唄ってるの?』って。怖い歌を当時から唄ってましたね(爆笑)この怖いまんま今でも居るという…(笑)」

「中島さんとはお昼にリハーサルをやってるんですが、本番、夜の照明の中に赤いハイヒールですよ。『誰だっこのかわいい女は!?』(笑)前日リハーサルで会ってたんですが、ニタッと笑って怖かったねえ(大爆笑)僕の方をニコッと見て、喰われるのかなぁ化粧厚いなぁ田中真紀子か?って(爆笑)田中真紀子が出てくるわけないじゃないね〜」

「中島みゆきか!って3万5000人が『中島か!』『中島です!』って(爆笑)客席の後ろにどんどん伝わっていくんですよ。そうしたら客席がヴォー!!って。僕の時は枯葉のような拍手で(笑)あの日は中島みゆきのためにあったんじゃないか、と。かぐや姫どころじゃない(爆笑)僕もドキドキで、もうこれ以上今世紀中に会うこともない、と(笑)中島みゆきの話をしようと思ったけど長くなったんで歌行きます」

11.永遠の嘘をついてくれ (write&song中島みゆき.1995)

12.外は白い雪の夜 (write松本隆/song吉田拓郎.1978)

MC 〜「えー僕らにも客席の皆さんにも若い時があったんですが、僕は若い時に変なイメージ、男臭いとかバンカラなイメージが付いて回って、50過ぎて関西の若者2人とTVをやるようになるまでは違うように思われていましたが、お酒も強いんじゃないかというイメージも。お酒は好きだけど、飲むと4日寝込んじゃうんです。だから3日くらいコンサートの間隔が空いてるでしょ?(笑)ケンカも弱い。見てるのが好きで、外野で『やっちまえ!』って言ってるののが好きだっただけで。先ほどのかまやつさんからはケンカの仕方とか、本人は何もしないくせに(笑)色々教わったんですが」

「昨日も男同士でちょこっとお酒飲んでて、話すのは人の悪口(笑)『あいつぶっ殺してやりたい』とか、人の悪口って楽しいね(笑)卑怯な奴なんですね。そういう歌を唄います」

13.唇をかみしめて (write&song吉田拓郎.1982)

MC 〜「若い時は大人が嫌いだったんですよね。許せなくて大人たちに噛み付いていたわけですが、こっちが大人になってみるとキツイですね。若者と仲良くしたいけど、ゴマすりたくないし、だからってオヤジ臭いって言われるのも嫌だし。どうしたらいいんだろう?と思うんですが。今の若者は今の俺達を嫌いかもしれない。ウッ…(泣きマネ)嫌われちゃった(爆笑)」

「若い時は大人を憎んでいましたから、大人嫌いのNo.1で、そういう歌がたくさんあるんですよ。今、僕がヒップホップ見ていて『何だよ!?』とか思うことを、当時の大人は『フォークが…』って言ってた訳でしょ?若い時は、『♪青春時代は〜』って誰だっけ?『♪青春時代の〜真ん中はぁ〜』ってすぐこういう歌が出てきちゃうところがオヤジなんだけど…森田公一だっけ?森田公一。アイツ嫌いだよ!(大爆笑)」

「これから唄う歌は、『吉田、なかなかやるじゃないか!』と思った歌で、今じゃ怖くてこんなもの作れませんが(笑)この前のNHK(特番)で出ていた記者会見の…。生意気だったでしょ!アイツ嫌いだよ!(爆笑)だから当時の大人たちは本当に僕のこと嫌いだったんだろうなぁ。今ツアーで唄ってみると、なかなかいいな!って思った曲をやります」

14.知識 (write&song吉田拓郎.1974)
→1階席約半分が徐々にスタンディング
→ラスト、島村英二のドラムソロが猛烈なパワーと迫力。ソロの時間も他会場に比べて長かった
 (客席感動)

15.ビートルズが教えてくれた (write岡本おさみ/song吉田拓郎.1973)

MC 〜「うしろにたくさん居るグループ、4年前にこの企画が実りそうな時に、(肺を指しながら)この辺にちょっと出来てしまって、しばらくメンバーの人たちには待ってもらって、でもまたみんな集まってくれて。最初は本数も少なかったんですが」

「4年間、1〜2のメンバー変更があったにせよ、このバンドのおかげで逆行して年々唄が良くなってるな、と。グループに感謝の気持ちで一杯ですが、来年からはもう一緒にやれない(笑)4年間やっても友情も愛情も生まれない(爆笑)来年から、また違う形のものがやりたくて、大阪にも来られたらいいんですが(大拍手)瀬尾一三と来年は井川が居なくても大丈夫だオーケストラ、瀬尾一三です(大拍手)」

00.SEO & OSAKA BIG BAND
(SEO BANDによるジャズっぽいインストゥルメンタルを2分程度演奏。拓郎はステージ袖へ)

16.言葉 (write松本隆/song吉田拓郎.1978)

17.純情 (write阿久悠/song加藤和彦.1993)

MC 〜「つま恋秘話〜南こうせつ物語の最終編ですが、中島さんが終わって僕もステージが終わって、かまやつさんと山田パンダが抱き合って(笑)僕は中島みゆきと抱き合ったんです。合わせて110何歳だよ(爆笑)今度発売されるDVDに出ますから、それを見るだけでも。あとはどうでもいい(笑)」

「アンコールが来まして。『人間なんて』?くだらないくだらない。神田川で『♪若かった〜』ってみんなで唄うんだから、って。『♪妹よ〜』をアンコールで唄えば最後は壮絶な雰囲気になるんだ!って言ってたら(南こうせつが)『盛り上がる曲がいいな』って、お前たちそんな曲ないじゃないか!って(爆笑)」

「アンコール、南君がまた寄ってきて(笑)『相談があるんだけど』って。またノボリか?(爆笑)って。『違う、拓ちゃん、出にくいんだ。客席がタクロー!タクロー!って言ってるの(大爆笑)」

18.a day (write&song吉田拓郎.2001)
→間奏中、瀬尾一三とコーラス4人で、右へ左へ流れるような振り付け
→後奏のトランペットソロのメロディが他会場と変わる。かなり気合の入った演奏

MC 〜「(客席の女性から、『拓郎ステキ!ありがとー!』コール)こちらこそ(笑)瀬尾一三と来年は井川が居なくても大丈夫だオーケストラも最後です。みなさん、こんな狭い所によく何時間も…(爆笑)最後の熱演を存分に楽しんでください」

19.春だったね (write田口淑子/song吉田拓郎.1972)
→オールスタンディングで怒涛の連続4曲

20.落陽 (write岡本おさみ/song吉田拓郎.1973)

21.人生を語らず (write&song吉田拓郎.1974)

22.今日までそして明日から (write&song吉田拓郎.1970)
→後奏で拓郎ギターを置き、指揮台に右手を伸ばして瀬尾一三と握手
→『Thank You』と発して長い長い特に長いお辞儀
→袖へ向かう途中、両腕を前後に激しく交互に振りながら客席を向いて『やった!』のガッツポーズ

(演奏終了後まもなく、客席の照明が点灯)

21:10終演
「♪夏の日の恋(パーシーフェイスオーケストラ)」が流れる

拓郎アナウンス〜「本日の演奏は全て終わりました。みなさんお気をつけてお帰り下さい。只今ロビーにてコンサートのオリジナルグッズなどを販売中です。思い出作りのしたい人は是非どうぞ。本日はありがとうございました。また、来年『必ず』お会いしましょう。それまでみなさん、お元気で!FOREVER YOUNG」